12月22日(土)、国立国語研究所にて「国立国語研究所オープンハウス2018」が開催されました。このイベントは、所員がどのような研究をしているのかを専門外の方や学部・大学院の学生にわかりやすく伝えることを目的とするもので、150名近い参加者でにぎわいました。
全教員・特任研究員が研究活動を紹介する「ポスター発表」のコーナーでは、計38枚のポスターが掲示され、参加者が研究者の説明に熱心に聞き入ったり、気軽に質問したりする様子が見られました。その一部を、当日の写真とご参加いただいた皆さまの感想でお伝えします。
「たまたま来ましたが、想像以上に面白かったです。普段何気なく使っている「ことば」に、より興味がわきました。」
「短い時間ながらそれぞれの方の研究内容がわかりやすく伝えられ、非常に楽しく、参考になりました。広くデータなどを公開しているとのことで、今後も楽しみです。」
「SNSで見て軽い気持ちで参加しましたが、楽しかったです。説明もすごくわかりやすかったです。」
「方言に関する非常に多くの種類の展示があり、現在の方言研究をみられてよかった。」
「危機言語について知れてよかったです。波照間方言の説明を聴いてみたかったです。」
「コーパスなどの使用で、主に授業時などでお世話になることは多いのですが、今回所内にて、詳しく施設・研究について知ることができてよかったです。ポスター・講演どちらも幅広くまた興味深いものばかりで、また大変勉強になりました。」
「MRIゲームとても楽しかったです。」「大変有意義な時間をすごしました。」
「とても面白かったし質問しやすい雰囲気で楽しかったです!勉強になりました。」
「研究の最先端の成果を見て、いろいろ勉強しました。来年もぜひオープンハウスに行きたいです。」
当日発表されたポスターは、下記の特設サイトでご覧いただけます。
国立国語研究所オープンハウス2018(http://www2.ninjal.ac.jp/openhouse/2018/)
また、研究図書室をめぐる「研究図書室見学ツアー」は、普段入ることのできない閉架書庫や貴重書庫を閲覧できる機会とあって、開場とほぼ同時に定員が埋まるほどの人気ぶりでした。
「図書室を見せて頂いたのが、よかったです。ありがとうございました。」
当日は、二つのシンポジウム「フィールドと文献から見る日琉諸語の系統と歴史」、「経年調査の新たな挑戦―日本語の将来を占うために」も開催され、盛況を博しました。