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2019.03.29 2019年03月29日 イベント報告

講演会「多摩の方言 ―立川と多摩地域の方言の特徴―」が開催されました

2月11日(祝・月)、市民向け講演会「多摩の方言―立川と多摩地域の方言の特徴―」が、立川市女性総合センター・アイムを会場として開催されました。

この講演会は、国語研の所在地である立川市の歴史民俗資料館が主催し、国語研との共同企画として開催しているもので、今回で6回目。これまでも立川周辺の地名、立川の歴史における多文化共生などをテーマに開催されてきました。

新しく生まれる方言もあることを説く三井はるみ先生

講演のようす

今回は、首都圏のことばを専門とする三井はるみ助教(言語変異研究領域)による「多摩の方言」がテーマということで、幅広い年齢層の参加者で会場は満席となりました。

講演に続く質疑応答の時間には『立川の方言』(立川市教育委員会)の著者である鈴木功氏からのコメントもあり、口々に声に出して自分の方言を確かめる参加者や、閉会した後も熱心に個別に質問する参加者の姿が見られるなど、和やかでありながら、大いに盛り上がった講演会となりました。

みなさまの感想(一部抜粋)

  • ことばに興味があるのでとても楽しかった。時間が足りないくらいです。
  • 立川生まれ立川育ちで、多摩方言をしゃべっているのだと思っていましたが、今日のお話をきいて、だいぶ23区寄りだったことがわかりました。びっくりです…。
  • 外国出身です。日本語はとてもむずかしいことばなのに、「方言」ってさらにむずかしいですが、大変勉強になりました。
  • 方言を残していくことの大切さについて考えるきっかけとなりました。