2月11日(祝・月)、市民向け講演会「多摩の方言―立川と多摩地域の方言の特徴―」が、立川市女性総合センター・アイムを会場として開催されました。
この講演会は、国語研の所在地である立川市の歴史民俗資料館が主催し、国語研との共同企画として開催しているもので、今回で6回目。これまでも立川周辺の地名、立川の歴史における多文化共生などをテーマに開催されてきました。
今回は、首都圏のことばを専門とする三井はるみ助教(言語変異研究領域)による「多摩の方言」がテーマということで、幅広い年齢層の参加者で会場は満席となりました。
講演に続く質疑応答の時間には『立川の方言』(立川市教育委員会)の著者である鈴木功氏からのコメントもあり、口々に声に出して自分の方言を確かめる参加者や、閉会した後も熱心に個別に質問する参加者の姿が見られるなど、和やかでありながら、大いに盛り上がった講演会となりました。