ポスターがご覧になれます
[ PDF | 1,847KB ]2月10日(日)、国立国語研究所にて、どなたでもご参加いただける無料ワークショップ 「島ことば くんじゃい・しまむにプロジェクト」を開催します。みなさまぜひ、お気軽にご参加ください。
沖永良部島のこども達が作った「島のことば」に関する作品を体験
日本には危機言語が少なくとも8つあると言われています。そのうちの1つの言語を話す島、奄美諸島沖永良部島国頭集落のこども達に、夏休み制作として、親子で「島のことば」に関する作品を作ってもらいました。彼らが作ったしりとり・レシピ・歌・踊りを通して、日本の中の言語の多様性を体験します。
小説家・中脇初枝さんのトークも
沖永良部島を舞台にした小説『神に守られた島』『神の島のこどもたち』の著者、中脇初枝さんのトークもあります!
開催概要
日時 |
2019年2月10日(日)13:00~16:00(12:30 開場) |
会場 |
国立国語研究所 2階 多目的室(東京都立川市緑町10-2)
※ 交通案内 |
参加費 |
無料
(交流会に参加される場合は、交流会参加費 : 500円) |
お申し込み |
必要ありません。直接、会場においでください |
お問い合わせ |
横山晶子 : akikoyokoyama1110[at]gmail.com [at]を@に変えてください
国立国語研究所 : 0570-08-8595(ナビダイヤル) |
プログラム
- 「くんじゃい・しまむにプロジェクトについて」
山田真寛、横山晶子(国立国語研究所)
- 「物語の生まれる島 沖永良部島」
中脇初枝(小説家)
― 休憩 ー
- 「しまむにの継承~国頭(くんじゃい)の取り組み紹介~」
福島文子(国頭集落村づくり委員教育部会)
- 「方言しりとり」
田代和花、彩羽、雅、勇太、恵
- 「あじとぅ つくゆぬ やせづけ(おばあちゃんと 作る 大根漬け)」
今井響、良喜、博美、優
- 「あやとぅ やまだ(お姉さんと トンボ)」
大栄風翠、希奄、讃一道、潮和、ひろみ、勝吾
唄と踊り
やまだぬ みーかがん(トンボの 眼鏡)
えらぶの子守歌
国頭ヤッコ
- 交流会
参加費500円
「国際母語デー」(2月21日)知っていますか?
世界には7000もの言語が話されているとされていますが、その約半数が消滅の危機にあるとされています。「国際母語デー」は、言語と文化の多様性、多言語の使用、そしてあらゆる母語の尊重の推進を目的として、1999年にユネスコが制定しました。沖永良部島のことば(しまむに)に直接触れる体験を通して、言語と文化の多様性について考えましょう。
今回のワークショップは以下の助成金を使用して行われます。
国立国語研究所(所長裁量経費、基盤型共同研究プロジェクト「日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成」)、科研費(17J04617「危機言語の継承に向けた実践的研究-琉球沖永良部語を事例に-」、16K16824「琉球諸語の記述と復興研究のためのプラットフォーム基盤構築研究」)企画 : 言語復興の港