2020年1月25日(土)に開催される第38回人文機構シンポジウム「~ コンピュータがひもとく歴史の世界 ~デジタル・ヒューマニティーズってなに?」に国立国語研究所の朝日祥之 准教授(言語変異研究領域)が登壇します。参加無料、手話通訳有、要事前申し込み(定員200名)となっておりますので、ぜひお早目にお申し込みください。
最近の私たちの生活では、自分が何気なくスマホで撮影した何千もの写真、友人や家族とやりとりした数百ものメールがあります。自分がどのような写真を撮影してきたのか、どのような話題のメールやメッセージを書いてきたのか、気になったことはありませんか?このシンポジウムはパソコンを使って、写真やメールを解析します。そこに見られるテーマを出していきます。私の発表では、ハワイ生まれで沖縄育ちの2世である比嘉太郎が集めた写真を取り上げます。パソコンを使わなかったら気づけなかったことや、私の考えていたことと同じだったことなど、紹介していきます。(朝日祥之 准教授)
いま、人文学には新たな波が起こっています。その中の一つに人文学に情報学の手法を応用し、新たな発見や分析を行う「デジタル・ヒューマニティーズ」があります。コンピュータが、AI 技術等を駆使して古文書や写真など人文学の様々な資料を「読む」可能性が指摘されています。
コンピュータを使うことで、人文学はどのように変わるのでしょうか。そして、社会の中で人文学が果たす役割はどのようなものになるのでしょうか。
本シンポジウムでは、歴史資料のデータ化、研究者以外の人々も集まってのコンピュータで資料を読む作業、AI の可能性などについてご紹介いたします。
日時 | 2020年1月25日(土) 13 : 00~16 : 30(開場12 : 30) |
場所 | 日比谷図書文化館日比谷コンベンションホール(大ホール) (東京都千代田区日比谷公園1-4) |
会場アクセス |
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参加費 | 無料 |
定員 | 200名 (要事前申し込み) |
主催 | 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 |
お申し込み | 詳しくは下記をご覧ください。
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第38回人文機構シンポジウム事務局
TEL : 03-5925-2840
E-mail : nihu-sympo38[at]adthree.net( [at]を@に変えてください)