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2021.11.24 2021年11月24日 イベント案内

オンライン無料特別講座『「ハワイの日本語」の多様性が伝えるもの~日系人社会150年の言語生活史』に国語研の研究者が登壇します

2021年12月6日(月)、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 × 大手町アカデミアによるオンライン無料特別講座『「ハワイの日本語」の多様性が伝えるもの~日系人社会150年の言語生活史』が開催されます。

講師は国立国語研究所の朝日祥之 准教授(言語変異研究領域)、そして岩崎拓也 特任助教(日本語教育研究領域、人文知コミュニケーター)がナビゲーターを務めます。先着100名の人気イベントです。ぜひ、お早目にお申込みください。

大手町アカデミア × 人間文化研究機構 オンライン無料特別講座『「ハワイの日本語」の多様性が伝えるもの~日系人社会150年の言語生活史』

講師による講座内容の紹介

本企画ではハワイに渡った日本人たちの言語生活史から、ハワイの日本語が誕生し、様々な変化を遂げていく姿を、録音資料、新聞、写真、日本語教材から誕生をめぐる事象に着目しながら説明します。

「元年者」たちはハワイでの生活でハワイ語を使用する一方、官約移民、自由移民、呼び寄せ移民としてハワイに渡った日本人の多くは、出身地の日本語方言を使用しながら、英語やハワイ語、ピジンなどを使うようになりました。その語例については、論文などで知られていますが、実際に彼らがそれをどのように使っていたのかは、録音資料にしか残されていません。その資料がハワイ各地に残されていました。

講座では、それらの資料に残された様々なストーリーを紹介しながら、ハワイの日本語がどのようにして誕生したのかについて、その日本語にみられた方言、ピジン、敬語などの特徴を例に、説明していきます。

朝日祥之准教授
講師 : 朝日祥之 准教授

開催概要

イベント名 大手町アカデミア × 人間文化研究機構 オンライン無料特別講座
『「ハワイの日本語」の多様性が伝えるもの~日系人社会150年の言語生活史』
日時 2021年12月6日(月)18時00分~19時45分
会場 オンライン配信(Microsoft Teams ライブイベントを利用します)
講師 朝日祥之 国立国語研究所 准教授(言語変異研究領域)
ナビゲーター 岩崎拓也 国立国語研究所 特任助教(日本語教育研究領域)・人間文化研究機構 人文知コミュニケーター
参加費 無料
定員 100名(定員に達し次第締め切ります)
申し込み・お問い合わせ 講座の詳細や、お問い合わせ先につきましては以下のサイトをご覧ください。

読売新聞オンライン「「ハワイの日本語」の多様性が伝えるもの~日系人社会150年の言語生活史(オンライン無料特別講座)」
https://www.yomiuri.co.jp/culture/academia/20211027-OYT8T50064/

主催 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
一般社団法人 読売調査研究機構