秋の夜長、読書にはぴったりの季節になりましたね。さて、問題です。次の文を読んでみてください。
「医者」なのか「歯医者」なのか、「いまいち縁」なのか「今、一円」なのか。どちらなのかわかりませんね。
文の区切りがあいまいなために意味を取り間違えた、という経験はどなたにもあるのではないかと思います。上記の文に「読点」があれば、より正確に意味が取れたことでしょう。では、この「読点」、そもそもどう使うのがよいものでしょうか。
普段、わたしたちがなにげなく使っている「読点」について、国立国語研究所の岩崎拓也先生が興味深い記事にまとめてくださいました。
「日本語の文章で読点のルールはどうなっていますか 」 岩崎拓也
(https://kotobaken.jp/qa/yokuaru/qa-53/)