国語研の窓

第10号(2002年1月1日発行)

ことばフォーラムのご案内

国立国語研究所では,市民のみなさんとご一緒にことばについて考えたり,話し合ったりできる「広場」のような機会を,「ことばフォーラム」と名付けて開催しています。

第8回 ことばフォーラム:ネット・コミュニケーションと「ことば」

  • 開 催 日:2002年1月19日(土)午後2時~4時
  • 開催場所:立川市女性総合センター1階 アイムホール(東京都立川市曙町2-36-2)
  • 概  要:
    ここ4,5年の間に電子メールや携帯電話によるメールが急速に普及し,わたしたちの日常生活に溶け込んできました。この新しい「伝達手段」は家庭や職場でのコミュニケーションにどのような影響を与えつつあるのでしょうか。さまざまな具体例を交えてご紹介します。メールを使い始めると,いろいろと「作法」に迷う場合が出てきます。例えば,初めての人にいきなりメールを送って失礼にならないだろうか?メールに「拝啓」「敬具」や時候のあいさつは必要なのか? 顔文字や絵文字にはどういう役割があるのか? このような疑問は,メールに対する共通理解がまだ発展途上であることを意味しています。メールにはどのような特徴があり,それを生かすにはどのように利用したらよいのか,「手紙・電話・ファクシミリ」などのこれまでの伝達手段と比較しながら考えてみます。また,電子メール・携帯メールの発達によって,わたしたちのコミュニケーションの現場はどのように変わってきているのでしょうか。コミュニケーションに対する意識の変化を,最新の研究成果や新聞記事をもとに考えていきます。便利で豊かな言語生活のために,メールの活用はますます重要になってくるでしょう。現在,電子メール・携帯メールを使っていらっしゃらない方もぜひこの機会にフォーラムに参加して,新しい世界に触れてみてください。
  • 講 演 者:
    三宅 和子(東洋大学助教授)
    池田理恵子(国立国語研究所員)
    加藤 安彦(国立国語研究所員)
    杉本 明子(国立国語研究所員)
  • 構   成:
    山崎  誠(国立国語研究所員)
    熊谷 智子(国立国語研究所員)

今回の「ことばフォーラム」は,立川市との共催で開催されます。「ことばフォーラム」は,中学生以上の方を対象としています。どなたでも無料で参加できます。

なお,事前のお申し込みは不要です。

(山崎 誠)

地図

  第8回「ことば」フォーラム:http://www.ninjal.ac.jp/archives/event_past/forum/08/

<予告> 第9回ことばフォーラム「話しことばの豊かさ,再発見」(仮称)

  • 開 催 日:2002年3月24日(日)午後2時~5時
  • 開催場所:山形県東田川郡三川町 なの花ホール
  • 内  容:
    「中学生とことば」尾崎 喜光(国立国語研究所)
    「方言と共通語」井上 文子(国立国語研究所)
    「方言と授業作り」茂呂 雄二(筑波大学)
    「ことばビデオ『ことば探検・ことば発見』:総合的な学習のために」吉岡 泰夫(国立国語研究所)

  第9回「ことば」フォーラム:http://www.ninjal.ac.jp/archives/event_past/forum/09/

『国語研の窓』は1999年~2009年に発行された広報誌です。記事内のデータやURLは全て発行当時のものです。