国語研の窓

第15号(2003年4月1日発行)

新「ことば」シリーズ16

新「ことば」シリーズ16 『ことばの地域差―方言は今―』

国立国語研究所編集の「新『ことば』シリーズ」の最新刊です。このシリーズ16では,共通語が広がり伝統的な方言が衰退しつつある中で,地域のことばである方言とそれをめぐる言語生活が現在どのような状況にあるのか,ということを中心に,「ことばの地域差」について様々な角度から解説を加えました。

(2003年4月/財務省印刷局/A5判 横組み/128ページ/本体460円)

新「ことば」シリーズ16 『ことばの地域差―方言は今―』

座談会 「ことばの地域差―方言は今―」
大原 穣子(女優・方言指導)
佐藤 武夫(山形県三川町議会議員)
清水 義範(作家)
大西 拓一郎(国立国語研究所員)
甲斐 睦朗(司会・国立国語研究所長)
解 説 1.ことばの地域差―方言は今―(三井 はるみ)
2.ことばの地域差の多様な姿(尾崎 喜光)
3.変わりゆく地域のことば(陣内 正敬)
4.地域のことばと「ことば教育」(日高 水穂)
5.方言を調べる(井上 文子)

コラム(6編)
言葉に関する問答集(18問)
言葉のクリップボード(2編)
※政府刊行物サービス・センター,官報販売所で販売。お近くの書店でも注文できます。

 

  新「ことば」シリーズ:http://www.ninjal.ac.jp/publication/catalogue/shin_kotoba_series/

『国語研の窓』は1999年~2009年に発行された広報誌です。記事内のデータやURLは全て発行当時のものです。