第18号(2004年1月1日発行)
国立国語研究所は, 昨年10月29日ソウルにおいて, 韓国国立国語研究院と, 研究・情報の交流及び協力事業を内容とした学術交流合意締結式を行いました。 これは, 一昨年10月の中国北京日本学研究センターとの学術交流合意に続く二例目となります。
国立国語研究院は, 1984年 5 月に, 国語研究所の研究組織等にならって設立され, 語文規範の制定, 南北における言語の同質性を回復する事業の促進など, 国語政策形成のための基礎資料を提供し, 韓国文化の促進に貢献する機関として精力的に活動しています。
締結式終了後は, 両国内の外来語に関する状況, 各研究所の現状と課題, 将来構想などの情報交換を行うとともに, 来る 3 月に国語研究所が日本で開催する国際シンポジウムへの参加を甲斐所長より要請しました。
合意書を取り交わす南研究院長(右)と甲斐所長(左)
『国語研の窓』は1999年~2009年に発行された広報誌です。記事内のデータやURLは全て発行当時のものです。