第23号(2005年4月1日発行)
日時:2005年5月14日(土) 午後1時30分~3時30分 (1時開場)
場所:国立国語研究所立川新庁舎2階講堂 (立川市緑町3591-2)
入場無料・参加申し込み制
国立国語研究所は,2005年2月1日に,北区から立川市へ移転しました。今回は,研究成果の一部を紹介し,今後の展望を示したいと考えます。
【プログラム】
◇所長「国立国語研究所の使命」
◇前川喜久雄「『日本語話し言葉コーパス』とその応用」
皆さんは,「話し言葉のデータベース」と聞いてどんなことを想像しますか。国語研究所では,自然な話し言葉を録音して集め,それに言葉の研究のための情報をつけた『日本語話し言葉コーパス』を開発しました。今回は,その特徴を紹介し,話し言葉研究の現状と将来の課題についてお話しします。
◇吉岡泰夫「自治体と住民のコミュニケーションを円滑にする工夫」
自治体と住民が協力して,行政サービスをより良くするには,お互いの「分かりやすい言葉で伝える工夫」や「円滑なコミュニケーションを図る工夫」が大切です。国語研究所では,このような言葉やコミュニケーションの工夫について,住民と自治体の双方を対象にした全国調査を実施しました。その結果を発表し,御参加の皆さんと話し合います。
なお,当日は一般施設公開(3時30分~5時)を予定しています。
平成17年度は,他に4回の「ことば」フォーラムを予定しています。
7月30日(土) 武蔵野市国際交流協会 「国際化時代の言葉(ことば)の教育」(仮題)
9月18日(日) 北海道大学学術交流会館・大講堂 「コミュニケーションについて考える」(仮題)
11月5日(土) 名古屋国際センターホール 「外来語を考える」(仮題)
2006年1月~3月(土) 日時未定(都内)《コミュニケーション》をテーマに。
第25回「ことば」フォーラム:http://www.kokken.go.jp/event/forum/25/
『国語研の窓』は1999年~2009年に発行された広報誌です。記事内のデータやURLは全て発行当時のものです。