第25号(2005年10月1日発行)
最近,「コンプライアンス」「ノーマライゼーション」などといった難しい外来語が新聞や広報紙に使われていて,意味がよく分からないといった声が聞かれます。その一方,「コップ」「バス」「カレンダー」などのように,私たちの言語生活にとって欠くことのできない外来語も数多くあります。
そもそも,外来語とはどういう言葉なのでしょうか。それらは日本語の中でどういう役割を持っているのでしょうか。今回のフォーラムでは,外来語の「過去・現在・未来」という視点から,その長所と短所,日本語の中に定着する仕組み,将来像などについて,皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
日 時:2005年11月5日(土) 午後1時30分~4時(1時開場)
場 所:名古屋国際センター 別棟ホール (名古屋市中村区那古野1-47-1)
定 員:200名 (入場無料,申し込み制,先着順)
【登壇者】水谷修(名古屋外国語大学長)
清水義範(作家)
杉戸清樹(国立国語研究所長)
詳しくは, 国立国語研究所のホームページ (http://www.kokken.go.jp), ポスター, ちらしを御覧ください。
第28回「ことば」フォーラム:http://www.kokken.go.jp/event/forum/28/
『国語研の窓』は1999年~2009年に発行された広報誌です。記事内のデータやURLは全て発行当時のものです。