国語研の窓

第30号(2007年1月1日発行)

公開研究発表会報告

公開研究発表会報告

『方言文法の全国分布と全国方言調査の将来像』をテーマとする平成18年度公開研究発表会は,12月16日 (土)午後,国語研究所で開催されました。参加者は154名。

第1部のシンポジウムでは,『方言文法全国地図』全6巻をめぐって,4人のパネリストによる発表がありました。調査開始時の企画者である佐藤亮一氏による「作成の経緯と意義について」,日高水穂氏(秋田大学)「文法化の事例を示して」,中井精一氏(富山大学)「評価と今後の課題」,編集担当者の大西拓一郎による「方言分布の解明」の4つの報告です。報告を受けて,後半は,司会の三井はるみがパネリストとともに,参加者からの質問を盛り込みながらディスカッションをすすめ,方言調査の将来像も視野に入れた討論が活発に交わされました。

第2部のポスター発表では,所内外の研究者による7件の発表がありました。参加者との間で熱心な質疑応答が交わされ,会場は熱い雰囲気の中で閉会しました。

  平成18年度公開研究発表会:http://www.kokken.go.jp/event/koukai_kenkyu/18/

『国語研の窓』は1999年~2009年に発行された広報誌です。記事内のデータやURLは全て発行当時のものです。