第36号(2008年7月1日発行)
表紙の写真は,国立国語研究所に大型電子計算機を搬入した時の様子です。昭和 41(1966)年,当時の文科系の研究所として初めてコンピューターが導入されました。これにより,新聞や教科書などの大量データを扱う語彙(ごい)調査が可能になりました。また計量的な分析や文脈付きの索引作成システムなど,計量国語学的な研究手法が確立しました。国語研究所のコンピューター第 1号(HITAC3010)は,別棟の「電子計算機室」という部屋に設置されました。
最初の大型電子計算機
『国語研の窓』は1999年~2009年に発行された広報誌です。記事内のデータやURLは全て発行当時のものです。