2020年6月17日の朝日新聞朝刊および電子版に、国立国語研究所の石黒圭 教授(日本語教育研究領域)の意見が掲載されました。
日本語に頻繁に出てくる「等」(など/とう)ということばを巡り、元経済産業省官僚の石川和男さん、元衆議院法制局参事の吉田利宏さん、そして石黒先生の3名がそれぞれの立場から「等」の正体を探っていきます。
文章論の専門家である石黒先生によると、「等」は、特に書きことばでは、正確性や厳密性を期すために使われます。しかし、最近は事実未確認であることをぼかしたり、言質を与えなかったりするために使う用例が増えているそうです。わたしたちが「ぼかし用法」を好む背景にはどのような心理がはたらいているのでしょうか。大変読みやすい記事になっているので、みなさま、ぜひ気軽に読んでみてください。
掲載紙 | 『朝日新聞』(2020年6月17日 朝刊13面) |
記事タイトル | (耕論)「等」の正体 石川和男さん、吉田利宏さん、石黒圭さん |
URL | 朝日新聞デジタル(会員記事)へリンク 「(耕論)「等」の正体 石川和男さん、吉田利宏さん、石黒圭さん」(2020年6月17日) https://www.asahi.com/articles/DA3S14515359.html |
登場する 研究者 |
石黒圭 (日本語教育研究領域) |