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2020.10.22 2020年10月22日 マスメディア掲載

『NHK NEWS WEB』に木部暢子 副所長のコメントが掲載されました

NHK NEWS WEB に、国立国語研究所の木部暢子 副所長(言語変異研究領域)のコメントが掲載されました。

先日、沖縄県与那国町に住む89歳の祖父と孫との会話を撮影した動画が、Twitter 上で反響を呼びました。投稿した孫の AIKA さんは、若い世代に島ことばが継承できていないことを懸念し、祖父や近所のおじぃおばぁが元気でいるうちに、できる限りの島ことばを学ぼうとしているそうです。

言語を守るのはなぜなんでしょうか?

『ことば研究館』でも度々取り上げている通り、ユネスコの基準によると、与那国語は「重大な危機」にある消滅危機言語のひとつとされています。

図 : 日本の危機言語・方言(ことばの波止場より、ユネスコ2009 をもとに作成)

記事の中で木部先生は、地域に根づいていた言語が消えてゆく背景には「学校での指導も深く関わっている」と指摘し、なぜ言語を守るのかという質問に答えていきます。危機言語を身近に感じられる良い記事ですので、ぜひ、リンク先をご覧ください。

NHK NEWS WEB

掲載サイト 『NHK NEWS WEB』(NHK)
タイトル 「あったや、んまんきや?」おじぃと話す消滅危機言語
URL www3.nhk.or.jp/news/html/20201009/amp/k10012656301000.html
登場する
研究者
木部暢子 (言語変異研究領域)