日本地域情報コンテンツ大賞2020 自治体PR部門にて,最優秀賞を受賞した広報誌『おきのえらぶ島観光情報誌 しまらっきょ』をご存じですか。奄美群島の一つ,沖永良部島の情報誌で,「観光マップだけではお伝えしきれない島の暮らしや文化」を大変美しい写真とレイアウトで発信しています。
受賞誌『しまらっきょVOL.5』には「感じる島」をコンセプトに,「見る・聴く・食べる・嗅ぐ・触る・第六感」という五感+αをテーマにした記事が12本も盛り込まれています。その記事のひとつ「聴いて楽しむ沖永良部島 しまのことば編」を担当したのが,国立国語研究所の山田真寛 准教授(言語変異研究領域)です。
「 QRコードで地図の中に飛ばすということは各誌で取り組まれているが、島の方言をダイレクトに聴けるという新しい取り組みが非常におもしろく、大変高い評価を受けた。」と審査コメントで言及されたように,目でも,耳でも,島のことばを楽しむことができます。Webダウンロード版も公開されていますので,ぜひ一度ご覧ください。
記事で紹介されている4つの動画は,文字起こし・逐語訳と合わせて「言語復興の港」の下記のページでまとめてあります。今回は豊かな方言差を持つ沖永良部語のうち,後蘭方言,上平川方言,国頭方言,芦清良方言が紹介されているので,ぜひ聞き比べてみてくださいね。
掲載誌 | 一般社団法人おきのえらぶ島観光協会『おきのえらぶ島観光情報誌 しまらっきょ』(2020年5月発行) |
記事タイトル | リンク動画で見られる!聴ける! 聴いて楽しむ沖永良部島 しまのことば編 |
URL | 一般社団法人おきのえらぶ島観光協会 : ダウンロード(電子ブック『しまらっきょ VOL.5』がダウンロードできます) http://www.okinoerabujima.info/contact/download/ |
登場する 研究者 |
山田真寛 (言語変異研究領域) |