講師 : 前川喜久雄 (国立国語研究所 教授)
対象 : 中学生以上
このミニ講義では、話し言葉と書き言葉のちがいについて音声学の立場から比較を試みます。書き言葉が主に文字が伝える情報そのもの(言語情報)だけを伝えるのに対して、話し言葉は文字では伝えられない話し手の態度や感情など(パラ言語情報)も同時に伝えることができます。どうしてこれが可能になるのでしょうか? 様々な実験データを用いて、このことをわかりやすく説明したいと思います。
国立国語研究所「ニホンゴ探検2021」(2021年8月20日)でWeb公開された、ことばのミニ講義「話し言葉と書き言葉─音声学からみた違い─」の第1回目です。講義の続きは以下でご覧ください。