講師:丸山岳彦(専修大学 准教授)
「日本語の変化を探る」をテーマとして開催された第13回NINJALフォーラム(2018年11月4日)での講演です。
千年を優に超える歴史の中で、日本語はたえず変化を続けてきました。かつての日本語はどのようなものだったのか。研究者は残された貴重な文献や音源を材料に、言語研究のためのデータベース「コーパス」を作って研究しています。その一方で放送の現場では、分かりやすくニュースを伝えるため、現在も絶え間なく続く日本語の変化と向き合っています。
このフォーラムでは、文献に残された古代語から現代の話し言葉まで、各々の専門の立場から日本語の変化について語り、その面白さと難しさについて論じます。