司会：石黒圭（国立国語研究所 教授）
「私の日本語の学び方」をテーマとして開催された第14回NINJALフォーラム（2019年11月30日）でのパネルディスカッションです。

「私の日本語の学び方」

日本語を流ちょうに話す外国人が増えています。在留外国人の数は273万人を超え、過去最高を毎年更新するグローバルな時代です。今年の4月には在留資格「特定技能」が認められ、6月には日本語教育推進法が施行され、外国人の受け入れは今後ますます加速すると見こまれます。しかし、日本にいるだけで、あの難しい日本語がそんなに簡単に身につくものなのでしょうか。このシンポジウムでは、多様な背景の方をお招きし、外国の方が日本語をどんな工夫をして、また、どれほど努力して学んでいるのか、外国人の日本語学習の舞台裏に迫ります。

第14回 NINJALフォーラム 動画一覧

• 講演「私の日本学び ～アラビア語母語話者の効果的日本語習得の多面的アプローチ～」（アルモーメン・アブドーラ 東海大学 教授）
• 講演「障碍と言語習得 : 外国人視覚障碍者からみた日本語学習の可能性と課題」（モハメド・オマル・アブディン 学習院大学 客員教授）
• 講演「なぜ、演劇で日本語教育？」（平田オリザ 劇作家・演出家・大阪大学 特任教授）
• 講演「『生活者としての外国人』の日本語学習 ―調査から見える多様な学び―」（福永由佳 国立国語研究所 研究員）
• 講演「地域の住民として学び、協働し、貢献するということ ―縦断調査の結果から」（野山広 国立国語研究所 准教授）
• パネルディスカッション「私の日本語の学び方」（司会 : 石黒圭 国立国語研究所 教授）