国語研創立76周年記念クイズ&グッズプレゼント企画に、多数の応募をくださり本当にありがとうございました。想像以上の反響をいただき、スタッフ一同とても嬉しく思っています。
クイズの正解と解説を発表します!
第1問 : 国立国語研究所創立時の所在地はどこでしょうか?
- 東京都立川市
- 東京都北区
- 山形県鶴岡市
- 東京都新宿区
- 正解 : (4)
- 1948年に(4)新宿区の明治神宮聖徳記念絵画館の一部を借用してスタートしました。(1)立川市は現在の、(2)北区は2005年までの所在地です。(3)鶴岡市はいわゆる「鶴岡調査」(定点経年調査)の調査地として縁の深い土地です。
「写真で見る国語研の歴史」もご覧ください。
(聖徳記念絵画館)
第2問 : 国立国語研究所が現在発行している広報誌の名前は?
- 『ことばの波止場』
- 『国語研の窓』
- 『週刊少年こくごけん』
- 『言語生活』
- 正解 : (1)
- 現広報誌『ことばの波止場』はウェブでご覧になれます。
2009年までの広報誌(2)『国語研の窓』もウェブでアーカイブ公開しています。(4)『言語生活』は1951~1988年に筑摩書房さんから発行されていた伝説の(?)雑誌で、初期には国語研内に編集部がありました。
(『ことばの波止場 Vol. 13』)
第3問 : 国立国語研究所のコーパスを検索できる公開ウェブアプリケーションの名前で正しいのはどれでしょう?
- 「大納言」と「大将軍」
- 「中納言」と「少納言」
- 「左大臣」と「右大臣」
- 「さくら」と「ひまわり」
- 正解 : (2)
- 「中納言」は様々なコーパスを検索できるサイト、「少納言」は『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を手軽に検索できるサイトです。実はコーパス構築のための内部システムとして「大納言」もあります。
「ひまわり」はインストールして使う全文検索システムで、これもウェブ公開されています。
(「少納言」の検索画面)
国語研にあまり馴染みのない方でも、ウェブで検索すれば分かるような問題にしたつもりでしたが、いかがだったでしょうか? もしかすると第3問はちょっと予備知識が必要だったかもしれません。
プレゼントは、クイズ正解者の中から抽選で10名の方にお贈りいたしますので、少しお待ちくださいね(2024年中に発送できるようにがんばります)。今後とも国立国語研究所をよろしくお願いいたします!
プレゼントの中身はこちら!
(右上のミニトートバッグはどれか1色になります。また、景品は変更になることがあります。)