国語研の窓

第14号(2003年1月1日発行)

その他

昨年9月28日(土)・29日(日)の2日間,北京外国語大学において,5ページでも紹介した北京日本学研究センター主催の国際シンポジウム「進化する日本研究」が開催され,日本語,日本文学,日本社会,日本文化,日本語教育の研究者が多数参加しました。国語研究所からも二人の研究員が参加し,以下の研究発表をおこないました。

井上優「方言の対照研究」(言語分科会1:文法研究の新展開)
前川喜久雄「話し言葉コーパスの利用可能性」(言語分科会2:コーパス言語学の新展開)

また,10月には,所長と研究部門長が北京日本学研究センターを訪問し,以下の講演をおこないました。

甲斐睦朗「最近の日本語関係図書における日本語能力観,日本語観を考える」
杉戸清樹「日本人の言語行動を考える一つの手がかりとして-国語研「ことばビデオ」作品の紹介-」
相澤正夫「音声現象の多様性」

『国語研の窓』は1999年~2009年に発行された広報誌です。記事内のデータやURLは全て発行当時のものです。