第18号(2004年1月1日発行)
日 時:2004年2月21日(土) 14:00~16:00
場 所:国立国語研究所5階 講堂
◆内容
別の言い方をしたいのに適切な言葉が見つからないとき, どうしますか? 従来の五十音引きの辞書はこのような場合, あまり役立ちません。 言葉の意味を手がかりにして探すことができれば, 効果的にほしい言葉を探し出すことができるでしょう。 その目的に最適なのが「シソーラス」(類義語集) です。 シソーラスとは, 言葉を意味によって分類し整理したもので, 表現を探すだけでなく言葉の研究やコンピューターによる言語処理にも使われています。
語の集まりを語彙(ごい)と言いますが, シソーラスはある言語で使われている語彙を一覧する総合目録のような役目も持っています。 最近, 国語研究所が刊行した『分類語彙表-増補改訂版-』を使って, 日本語の語彙はどのような広がりや特徴を持っているのか, 一緒に考えていきましょう。
◆パネリスト
神津 十月(こうづ かんな)(作家)
宮島 達夫(京都橘女子大学教授)
山崎 誠(国立国語研究所員)
神津十月(こうづかんな)さん
◆内容の詳細とお申し込み方法等につきましては, 1月中旬に研究所のホームページでお知らせいたします。
第19回「ことば」フォーラム:http://www.ninjal.ac.jp/archives/event_past/forum/19/
『国語研の窓』は1999年~2009年に発行された広報誌です。記事内のデータやURLは全て発行当時のものです。