2025年12月4日(木)、茨城県立勝田中等教育学校5年次(高校2年生)の生徒3名と引率の先生が国立国語研究所に来所されました。


生徒の皆さんは日本語に関する研究テーマをそれぞれにお持ちで、日本語学会主催の中高生日本語研究コンテストにも参加されているとのこと。国語研からは柏野和佳子教授、窪田悠介教授が参加。専門分野や学術的な背景の異なる2人の言語研究者と、懇談会形式で自由にお話しいただこうという趣向です。


生徒の皆さんからは「アンケートでデータ収集するときの注意点は?」「先行研究はどのように扱えばいいのか?」などの質問が。両教授は質問に集中して耳を傾け、熱のこもった説明を返していきます。懇談会は、真剣かつ和やかな雰囲気で進みました。

一方で「研究者になった理由は?」「研究者の打合せとはどのようなものか?」などの質問も。会場となった部屋のホワイトボードには、偶然にも窪田教授が過去の研究打合せで書いたメモがうっすらと残っていたため、実際の打ち合わせの雰囲気を再現する場面もありました。

研究に行き詰まったときの対処法から、最近気になる言語現象まで、話題の種は尽きることがありません。終始、笑顔の絶えない懇談になりました。


お帰りになる前に研究図書室へ。生徒の皆さんが予め閲覧を希望していたものや、先ほどの懇談で話題に出た文献を、お時間の許す限りご覧いただきました。
所員一同、楽しい時間を過ごさせていただきました。今回のご訪問が、生徒の皆さんの研究や将来を豊かに広げる一助になることを願っています。