2021年3月15日（月）、山口県大島郡周防大島町にて「特別展示 : 周防大島とハワイ～移民たちの足跡」が始まりました。周防大島の移民の歴史やハワイとの交流の変遷をパネルで解説し、移民者が持ち帰った約30点の原資料と共に展示されています。感染対策にご注意の上、みなさま、ぜひお出かけください。

「ハワイ : 日本人移民の150年と憧れの島のなりたち」展とのつながり

この特別展示は、2019年度に国立歴史民俗博物館で開催された企画展示「ハワイ : 日本人移民の150年と憧れの島のなりたち」（以下、ハワイ展。主催：国立歴史民俗博物館、国立国語研究所）がご縁となり実現したものです。周防大島町は、日本の中でもとりわけ多くのハワイ移民を送り出した歴史を持っています。町内には官約移民の歴史を紹介する「日本ハワイ移民資料館」があり、ハワイ展においても同館から貴重な資料が貸し出されました。

研究成果を活用して

今回の特別展示では、人間文化研究機構のネットワーク型基幹研究プロジェクト「北米における日本関連在外資料調査研究・活用」において整理を進めている写真アーカイブス「Hawaii Times Photo Archives」から周防大島に関わる写真資料を選び出し、周防大島町に所在する資料とあわせて展示しています。

私たちは移民の歴史とどう向き合っていけばいいのでしょうか。周防大島から旅立った人たちの人生をふり返ることで、移民の全体像が浮き上がってきます。

※ なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催期間などの予定が変更になる場合がございます。お出かけの際にはご注意をお願いいたします。

展示内容

• 日本からハワイへの移民の歴史
• 周防大島からハワイに渡航した人々
• 周防大島の移民関連遺跡

展示告知とフライヤー

• 周防大島文化交流センター「特別展示 周防大島とハワイ～移民たちの足跡～ 」（http://www.towatown.jp/koryu-center/topics/2020/20210315.html）
• 同 「告知フライヤー」 （http://www.towatown.jp/koryu-center/topics/2020/20210315Hawaii.jpg）

開催概要